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再就職手当をもらう時に

再就職手当をもらう時に

さて、失業の状態なり用保険の失業給付を受け取る段になりますと、ハローワークから「早く就職すると再就職手当が出ますよ、しかも早ければ早いほどたくさんもらえます」という案内を目にすると思います。

しかし、まずは、このグラフをご覧ください。
これは私が雇用保険(失業保険)からいただける金額をグラフでシミュレーションしたグラフの抜粋です。縦軸が、受給される総額(失業給付金の基本手当+再就職手当)、横軸が経過日数(基本手当の支給残日数)となります。

※再就職手当は失業給付期間の残日数に応じて金額が変わります。詳しくは厚生労働省などのサイトでご確認ください。

このグラフが表している私の言いたいことは、再就職手当だけを考えていると、雇用保険から正規にもらえるはずの金額が減るかもしれませんということです。

それでは、ここに私の経験談とともに、再就職手当をもらう時の注意点を3つの罠(ワナ、トラップ)として書き置いておきます。ただし、これは私なりにかなり調べましたが、内容が間違っている可能性も大いにあり、何かあっても責任はとれません。ですので、ご自身の場合は必ずハローワークで相談して確認してください。

3つの罠

で、その3つの罠(ワナ)とは、

  1. 計算式がややこしい・・・なんか早く就職したほうが「無条件で絶対お得」と勘違いするかもしれない
  2. 入社日のタイミングでもらえる金額が大きく変わる・・・1日違いで大きく変わることも
  3. 受給の総額から考えるともらえる額が減る場合ある

もちろん、早く就職することは大事です。ただ、再就職手当の金額だけを考えて、あせってはいけません。

では、罠について順番に見ていきましょう。

計算式がややこしい

1日でも早く就職したほうが無条件で絶対にお得と勘違いするかもしれません。現に、再就職手当の計算方法は「雇用保険受給資格者のしおり」にこのように記載されています。

冒頭に太字で「再就職手当は早期に再就職するほど金額がUPします!!」、なんと全角のビックリマーク2個付きです。(笑)

もちろん基本的にはそうなのですが、ここは失業給付金の基本手当と併せて算出したほうがよいと思います。詳しくは3.の罠で説明します。

 

入社日で受給金額が大きく変わる

上のグラフの赤い矢印のタイミングで金額がぐっと下がる時があります。これは、再就職手当の計算料率が変わる、または打ち切られるタイミングなのですが、1日違いで受給される金額が大きく変わります。人によっては、30万円以上も変わるので、めでたく再就職が決まりそうなタイミングで、可能であれば新しい勤務先と入社日等は相談したほうがよいでしょう。ただし、目先のお金に目がくらんで相手の心証を悪くしないようにご注意ください。

 

受給の総額が減る場合ある

雇用保険の基本手当と再就職手当はその用途、趣旨が異なります。なので、まったく同じにして考えることはできませんが、ただし、もらえる金額として考えた場合、つまり総額として考えた場合、もらえる金額に大きな差が発生する場合があります。

上記の1.で記した通り「再就職手当は早期に再就職するほど金額がUPします!!」は正しいです。ただし、個人として受給される総額は減る場合があることに留意すべきです。

私がハローワークにお世話になった約1年間、失業保険の基本手当と再就職手当について個別に紹介される資料はいくつか見ましたが、両方を併せて総額として説明された資料、つまり上記のグラフの資料は見た記憶がありません。

 

最後に

確かに1日も早く再就職することは極めて重要です。失業期間が長いと、徐々に再就職する気力は落ちていきます。ですが、1日も早く!とあせって不本意な会社に再就職して、また…となってしまったら本末転倒です。ですので、ここはいったん落ち着いて、この記事で紹介した「失業給付金の基本手当」と「再就職手当」の総額、再就職のタイミングのことも十分加味して再就職を行う必要があると思います。しつこくて恐縮ですが、記事の正確さは保証できませんので、ご自身の場合は、必ずハローワークで相談して確認をお願いします。

以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご意見等ございましたら、お問い合わせよりお気軽にお寄せください。

皆さまにとって、この記事が少しでも役に立てば幸いです。