名古屋から天河神社参詣
神様に呼ばれないと、その神社にたどり着けない神社があると言われています。何でも呼ばれていないのに行こうとすると、急用ができたり、天候が荒れたりして行けないとか…。日本にはそんな神社がいくつかあるようですが、その中でも奈良県にある「玉置神社」と「天河神社」の2つはとても有名なようです。

私は2024年3月15日(金)、この日に天河大辨財天社(以下バス停名以外は天河神社といいます)に参拝に行ってきました。この日は単に自分の都合がよかった日なので選んだのですが、偶然にも一粒万倍日と天赦日が重なるとても縁起の良い日でした。これも神様からの導きがあったのかもしれません。
そして、まず先に皆さにお伝えしたいのが、この天河神社の参詣はとにかく「素晴らしかった」の一言です。丸一日の日帰り旅行となりましたが、私の経験した一人旅では間違いなく一番に素晴らしく、素敵で神秘的でもある旅行でした。
機会がある方はぜひご参詣いただき、ご自身でご体験いただきたいと思います。
天河神社の由来やアクセスについては、公式サイトや他にたくさんのサイトで紹介されていますが、「名古屋から公共交通機関を使って日帰りで行く方法」は情報が見つけられなかったので、私がここに書き置いておきます。
総合旅行予約サイトの楽天トラベル名古屋から天河神社への行き方、帰り方
※このページの記事は2024年3月15日時点、たそがれオヤジ調べです。また、季節による増便、臨時列車の考慮しておらず、内容の保証もいたしません
交通費は行きが5,670円、帰りが5,790円です。(スタンダードシートの場合)

いずれも橿原神宮前駅と下市口駅間に特急電車を使うと、もう少し遅くに名古屋出発、早くに名古屋到着が可能のようですが、交通費はやや高くなり、その割に時間もさほど短縮できず、乗り換えが追加される場合もありますので、下記ルートを紹介しておきます。
行きについて、基本的に朝は早い時間のほうが空いているという判断もしました。また、新幹線を使うと快適ですが、片道で3千円ほど高くなってしまうので除外しています。
どちらにしても、この記事は当時の一例としてお考えいただき参考にしてください。
行き帰りともにYahoo!路線情報を用いています。
行きのルート

こちらで確認できます。
この後、徒歩30~1時間で天河神社へ向かいます。
桜の見ごろの季節には近鉄列車便に臨時列車があり、下市口駅に8:41着、奈良交通バス8:47発で、天河大弁財天社9:30着が可能なようです。こちらのほうが、楽で便利なようですが、あまりオススメいたしません。それは、早く着き過ぎてしまって帰りまでの時間を持て余してしまうこと、何よりバス停の天川川合から天河神社までの素晴らしい景色が堪能できないからです。
帰りのルート

こちらで確認できます。
帰りのルートは奈良交通バス停の天河大弁財天社からバスに乗っていますが、行きと同じよう歩いて天川川合から乗車する方法もあります。こちらはお好み、気候や体力によってお選びください。
以上が私の推すルートです。
他にもっといいルートがあるかもしれませんし、季節便、臨時便、ダイヤ改正などで運行状況が変わるかもしれません。繰り返しになりますが、上記は当時の一例としてお考えいただき、実際に行かれる際は必ず、ご自身で最新の情報をご確認ください。
特に天河神社で帰りの最終バスに乗り遅れたりすると、タクシーを呼ぶ以外は帰る術がなくなってしまう可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。
総合旅行予約サイトの楽天トラベル
見どころ
では、参考までに以下に私の参詣記録を書き置いておきます。
出発~近鉄名古屋駅
近鉄名古屋駅05:58に間に合うよう自宅を出発しました。天河神社周辺には食事ができる所がいくつかあるようですが、念のため途中のコンビニでおにぎり、パン、飲み物などを調達しておきました。
さすがに平日の始発なので指定席は当日でも余裕で取れました。前日にはなぜか気づかなかったのですが、今調べ直してみると、06:25発でも同時刻に到着する近鉄電車のルートがあるようです。名古屋駅まで少し距離のある方は、520円高くなりますがこちらのほうが便利かもしれません。
近鉄名古屋駅~橿原神宮前駅

近鉄特急には料金は加算されますが、一人用座席のデラックスシート、今回はそれを利用してみました。シート自体も、前後と左右の間隔も広くなかなか快適です。
途中、車窓から綺麗な日の出が現れました。やはり神様に呼ばれているような気がします。
その後、大和八木駅で下車、乗り換えて橿原神宮前駅に向かいます。
橿原神宮前駅~下市口駅

橿原神宮前駅のホームの一コマです。本当に雲一つない晴天、やはり呼ばれています。ここから下市口駅に向かいます。
初めて見る景色に心躍ります。たまたま先頭車両に乗ったので、運転席からの景色も楽しめました。
下市口駅~バス停天川川合
奈良交通バスには天河神社前で停まる朝の便もあるのですが、名古屋から近鉄を使うとこの便に間に合いません。なので、私もいったんは参詣をあきらめたのですが、天河神社まで30分ほど歩く必要があるものの天川川合停車のバスを使う別のルートがありました! 私、やはり、呼ばれています。

下市口駅近くのバス停から天川川合行きのバスが来ました。
当日、このバスには、おばさん二人x2組、帽子マスク完全武装で年齢不詳の女性、25歳くらいの色白イケメン男性、私の計7人ほどが乗車しました。
このバスですが、右側の座席に座ることをオススメします。右側のほうが断然、良い景色が見られるからです。
目的地の天川川合までに、なんと39ものバス停がありますが、ほとんど誰も下車、乗車をすることなく、どんどん進みます。途中、「(松本宅前)」みたいなバス停があります。これって、松本さんの家の前ってことなのでしょうか?(笑)
そして長いトンネルを抜けると天川川合に到着、上記のメンバーもここで下車したようでした。
天川川合~天河神社
今回は神社前に停まるバスに乗れないため、仕方なしに30分(GoogleMAPでは40分以上)も歩くことになりましたが、実はこのルートが大当たりでした。というのもこの道のりがなんとも素晴らしいです。

景色は良いし、そして本当に静か。聞こえるのは「川の流れと鳥のさえずり」だけ。当日は、雲一つない晴天で暑くも寒くもなく、時よりほんのりとそよぐ心地よい風。
道のりは最後に少しだけ上り坂がありますが、ほぼずっと平坦です。神様が来る前にこの道のりを楽しんで来いよ、と導いてくださった気がしました。
途中、いくつかの橋があります。私は写真を撮るのが趣味なので、何回か立ち止まって川や山の写真を撮っていました。ただ日射しが強かったので帽子は持参すべきでした。
歩き続けていくと、前方に「ようこそお詣りくださいました」の看板がありました。3~40分くらいで着くはずが、道中があまりに楽しく、ゆうに1時間を超えていました。
天河神社
お昼少し前くらい、ついに天河神社に到着しました。もう一度、言います。
「素晴らしい」
それ以外の言葉が見つかりません。神社の由来や詳細などは、公式サイトや他のサイトに譲りたいと思います。私にはこの素晴らしさを表現する語彙がありません。ぜひ、ご自身で体感いただきたいです。
そして、本殿でお参りするうち、自然と涙が溢れてきました。

その後、15:26発の帰りのバスに乗る前に、もう一度、立ち寄らせていただきました。すると本殿には私以外に誰もおらず、独り占めできました。目の前をスーッっと横切る心地よい風の感覚は今でも思い出せます。
天河神社周辺

今回のルートでは、天河神社に着いた後、帰りのバスまでにかなりの時間があります。近くを散策、また飲食店や露天風呂付きの銭湯もあるので、そこで休憩するのも良いでしょう。
私は神社近くの川の近くに腰掛け、朝買ったコンビニのパンでランチとしました。
天河神社~下市口

神社のバス停「天河大弁財天社」から発車する15:26発に乗りました。帰りは行きと逆の左側の座席のほうが景色は良いと思います。
天川川合経由なので行きと同じように歩いても良かったのですが、帰りは違ったルートにしてみました。すると天川川合で朝に下市口に乗るバスに居合わせた合わせた面々が乗車してきました。
そして朝見た色白イケメン男性は、日焼けしたのか顔が真っ赤でした(笑)。旅行には帽子や日焼け止めは持っていったほうがいいですね。
下市口~近鉄名古屋駅

行きと逆のルートで帰路につきます。帰りも少しチッリに1人座席にして、お酒をいただきました。車窓で一日を振り返りながらお酒を飲んでいると、何だかかつて味わったことのない充足感・満足感がありました。
神様、お呼びいただき、ありがとうございました。
終わりに
実は私、出発日の2日前に自転車で転んでしまい、左ひざと右ひじを負傷してしまいました。これが、例の「呼ばれないと行けないやつか」と嘆き、当日の朝もかなり痛かったのですが、まぁダメなら引き返そうと考えての強硬出発でした。しかし、道中、痛みは完全に忘れていて、帰りの電車で「痛てて」と思い出したのでした。これも不思議な体験、やっぱり呼ばれたのだと思うことにしています(笑)。
以上が名古屋から天河神社参詣の私の書き置きです。天河神社に参詣する際、名古屋駅または名古屋を起点に移動しやすい方の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。ご意見、ご感想あればお問い合わせよりお気軽にお寄せください。
